2024年2月14日水曜日

oppo HA-1  分解 清掃 disassembly

画像が時間と逆に貼ってしまったけど。
今無職状態なので清掃でもしようと。
この16万のアンプも使い続けて一度も清掃もメンテもしていない。
今回それをやってみる事にしたのだ。
このアンプは冷却のためにパンチ穴もあいてるし
目でみてもホコリが入っている事がわかる。
それに内部がどういう状態になっているのか確認したい要素もあった。
高い品だし自作PCとは違って一般人が組み立てられるように
作られていない事はわかっている。
今回気合をいれて臨む事となった。

ネジの場所とかパーツの場所とか。
絶対わからなくなるから分解しながら写真を撮影すると
そのまま設計図になってくれる。
ネットに分解の画像とかあればそれを参考にできるのだが
そういう画像も全然なかったからこれは自力で撮影しながら
分解する事になった。
清掃を舐めていたわけじゃない だが
ものすごいメンドクサイ事になったのだ結果的に。

たまっていたホコリはブロアーでざざっと吹き飛ばした。
ヒートシンクのはんだが少し緩んでいて……
後で緩んだのかもしれないがもうこれはそのままにしておいた
迂闊に触って破壊したくなかったし。

メーカーの組み立てというか仕事に文句というのか。
ヒートシンクのネジ部分にサビと汚れが
やらと多かった。
サビに関しては自分の部屋は湿度が高いからな。
あちこちのネジが錆びていたのはそれが原因だろうけど。
問題なのはヒートシンクの汚れ。
どうも接着剤がついていたがそれが熱で
劣化していってただのゴミになっていたのだ。
それがサビをさらに促進したように見える。
劣化した接着剤をガシガシ落としてシリコンオイルを塗っておいた。
他にもちいさい虫の死骸など入っていたが……。
まぁ分解清掃はやってよかったといえる。

今回 大きいアクシデントが発生した。
ささっとブロアーでホコリを飛ばして
それなりに清掃が終わったのでいざ組み立て!と。
動かしてみるとツマミを回してもメニューというか
左右キーが無反応になってしまったのだ。
まわしても何も設定ができない。
この時にどれくらい混乱して焦った事か。
ある程度組み立てしたのにまた分解したないといけない。
そもそもその原因がわからなかった。

PCのマザボも洗ったらまた動くようになったし。
……おもいあたる節というとブロアーでガンガンやった事くらいしかなかった。
結局 それで小さいチリやホコリがどこかでショートしているという
結論つけて基盤全体を洗剤漬けで洗う事にしたのだ。

正直そこまですると本当にメンドクサイのでやりたくなかった。
まぁやってみると接着剤の汚れなどが容器に結構のこったので
それなりに効果はあったんだろうが……。
しかし洗浄作業中に薄いケーブルが…… 切れた!?
これに気が付いた時に自分は息がとまった。
マジ?と。
頭に想像したのはこのためにアンプを破棄……?
修理するとしたらいくらになるのか。

このケーブルはフラットケーブルとかフィルムケーブルとかいうらしい。
幸いにもネットで探すとアマゾンで800円くらい
アリエクで400円くらいで売っている品だった。
色や長さは少し違うが……。
45ピンの0.5mmピッチのBタイプの15cm
それを買った。
このケーブルはあまりにも薄すぎるために自分で修復するのはちょっと無理がある。
そのためにこれが切れたという話はとても多い。
案外簡単に交換品を見つける事はできた。
本当にこれが交換できるのか?そういう不安もあった。
結果的に問題なく接続する事ができた。
色が白いけど色は問題ない。
純正の黒よりこっちのが丈夫でいい。


洗浄中にこのケーブルを切ったんだと思っていたが
そもそも 分解と組み立てをしてる時に
このケーブルを切ってしまったのかもしれないと
後で思った。
間違いをなくしたいがためにケーブルの類を
できるだけ外さなかったんだが
そのために起こった出来事かもしれない。

どっちにしろ洗剤漬けの洗浄はキッチリとしておいた。
洗って三日 晴れの日に干して乾燥させて
四日目でまた組み立てた。
新しいケーブルにも交換。
ドキドキというか。
これで動かなかったら……?
メーカーに修理をお願いするか……。
それとも一般の修理を依頼するか……。
そういう事を考えていた。
まぁ……。
このアンプはそれなりに電解アルミコンデンサが多いのがわかる。
このコンデンサが傷みやすく壊れやすい。
もし数が少なければ自分で交換修理しようとか思っていたが
今回 これだけ大事となった事を考えても
それはあきらめようかと思っている。
自分の持っている道具 設備でこれを全部交換とか
できる気がしない。一体どれだけの時間がかかるか……。
そもそも成功できるかもわからない。


結果からいうと見事にアンプをまた動作させる事ができた。
今回の分解清掃は成功だ!
余ったネジも無いしフラットケーブルを切ってしまった事を
のぞけば完璧といえる仕事と思ったね。
16万を分解清掃するのがこれだけ大変とは思ってなかった。
凄い ストレス。
間違えたら16万が飛ぶと思うと不安で不安でたまらなかった。

そういう精神的なキツさを自信で乗り越えきった。
ナイス手術だった。

今回の分解清掃で思ったのはネジが錆びやすい事とか
ヒートシンクの接着剤が熱に弱すぎてゴミになっている事くらいだろうか。
あと明らかに自作PCみたいに作れるようにはなってない。
フラットケーブルがここまでもろいとは思ってなかった。
ネジの種類もそれなりにあったし。
間違えても気楽に分解なんてしてはいけない品である事を
思い知らされた。



















































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